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和泉(いずみ)は、日本海軍の防護巡洋艦。艦名は旧国名「和泉国」にちなんで名づけられた。元はチリ海軍所属、「エスメラルダ」()。「エスメ」ラルダと「和泉」の音の類似に基づく命名。 == 艦歴 == 1881年、イギリス、ニューカッスルのアームストロング社のエルジック〔Elswick。英語読みならエルジック、米語読みならエルスウィック。〕造船所で起工、1884年に竣工した。1894年に日清戦争に伴う戦力増強のため、日本海軍が購入した。 1895年1月8日、艦籍に編入され「和泉」と命名、2月5日、横須賀に到着し、金州警備に従事した。 1898年3月から翌年にかけて、横須賀造船廠で主罐を換装した。 1898年3月21日、三等巡洋艦に類別。義和団の乱では厦門警備に従事した。 1901年から翌年にかけて横須賀造船廠で主砲の安式(アームストロング)30口径25.4cm単装砲2基を安式45口径15.2cm単装速射砲2基に換装した。同時に副砲の安式40口径15.2cm単装砲6基を安式40口径12cm単装速射砲6基に換装した。また魚雷を35.6cmから45.7cmに換装した。ファイティング・トップ(ミリタリーマストの速射砲を据えるスペース)も撤去された。 日露戦争に際しては、旅順攻略作戦、対馬海峡警備、日本海海戦、樺太作戦等に参加した。日本海海戦では、(1905年5月27日の)午前6時過ぎに仮装巡洋艦信濃丸からバルチック艦隊への触接任務を引き継いだ。 1912年4月1日に除籍され、翌年1月13日に売却、1月15日に引き渡され長崎で解体された。 和泉の船首に付いていた菊花紋章は現在、記念艦三笠内に展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和泉 (防護巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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